両手のサムズアップと笑顔

グロドック地区に置かれていた屋台で寝ていた男
インドネシアのジャカルタにあるグロドック地区で撮影 オザワテツ

屋台の上で寝ていた男はカメラに気が付くと、両手の親指を立てて微笑んでくれた

ジャカルタにあるグロドック地区の中を歩いていた。ここグロドックはチャイナタウンだ。そのため、この辺りにはいくつかの中国寺院が建っている。地元の人ばかりが歩いている道をずんずん進んでいた僕が目指していたのも、やはり中国寺院だった。

ローカル市場になっている路地を抜け、目当ての寺院に向かっていると、移動式の屋台が並んでいる場所へとやってきた。でも、営業している屋台は少ない。というよりほとんどなかった。夜になったら開く屋台ばかりなのだろうか。誰もいない移動式屋台が道路脇にいくつも置かれていたのだった。

これも閉まってる、これも閉まってる、と屋台をひとつひとつ確認するかのように歩いていたら、いくつ目かの屋台では男が寝ていた。なんだか当たりを引いたような気分だった。

男は起きたばかりのようで、寝ぼけ眼で僕を見た。そして、僕の手にカメラが握られているのに気がつくと、取ってつけたように両手の親指を立てて、はにかんだ笑顔を見せてくれた。

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ジャカルタにあるグロドック地区ってどこ?

PHOTO DATA

No

11563

撮影年月

2020年1月

投稿日

2020年06月12日

撮影場所

ジャカルタ / インドネシア

ジャンル

ポートレイト写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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