バブー・アミチャンド・パナラル・アディシュワルジ寺院(ムンバイ)
実際にジャイナ教寺院を訪れてみたけれど、箒を持った人たちが闊歩している光景は見られなかった
ムンバイ(インド)
昔ながらの素焼きの器の場合にあった、チャイを飲み終わると器を地面に叩きつけて割るという習慣は少なくなっているようだ
荷物を運んでいる人たちは購入者ではなく、商品をどこかへ届ける運送人と思われるものの、判断に迷う人もいる
最初は頭上に載せるつもりだったのだろうけれど、何かの理由でそれがうまくいかなかったのかもしれない
素人目には台車を使うのが一番楽そうに見えるけれど、ここでの作業にはその場でしか通用しない効率や経験則があるのだろう
多種多様な荷物を運びきるこの仕組み自体が、問屋街のダイナミズムを支えているのかもしれない
日傘の下で男はハサミを手にしながらサンダルの修理に取り掛かっていた
大勢の人が集まる場所にはそれに付随して様々な役割が生まれているのだろう
人びとの額にその粉でビンディをつけてる所作は、見ているだけでもどこか宗教的な儀式のような雰囲気を醸し出していた
ふと微笑みを浮かべた瞬間、その柔らかい表情にどこか日常から解放された空気を感じた
お供え物を買うのは当然として、思わず目についた玩具や雑貨を手に取ってしまう人も少なくないと思われる
労働者たちが袋を肩に担ぎ、トラックの荷台から次々とタマネギを運び下ろしていた
賃金が高く、燃料費が安いという地域特性がイギリスの産業革命へと繋がっていったという
回転する大きなヤスリはお店の中で目立つ存在で、このお店が研磨専門の店であることを象徴しているかのようだった
声を掛けてくる人の中には写真を「撮ってもらう」ことが重要であり、その出来栄えにはさほど興味がない人も多い
スマートフォンが普及し、誰もが気軽に写真を撮れる時代には子どもたちがカメラに興味を持たなくなると思っていた
今後約30年もの間、インドは人口ボーナスを享受できると言われている
サリーを着た女性はインドでは数え切れないほどいるのだけれど、日本から来た僕には新鮮に映ってしまう
安全よりも効率を重視したこの仕組みには、どこか納得しがたいものを感じてしまう
ビンロウジを使った嗜好品は規制しようという動きもあるらしいけれど、今でもインド中で当たり前のように売られている
走行中の電車から反対側へ飛び移ることも、案外うまくやれば可能なのではないかと思えるくらいゆっくりと電車がすれ違っていた
ムンバイを走る電車は思っていた以上に命がけの乗り物なのだ
車窓に金網のある世界には、何かしら金網が必要な理由が存在しているはずだ
鮮やかな水色のサリーを纏ったお母さんが率いる家族連れもじっと電車を待っていた
電車がいつ来るのか不安なのは僕だけではなかった
世界中どこでもスムーズにキャッシュレスで支払いができる時代が、すぐそこまで来ているように思えたが、現実はもう少し先のことのようだ
同じニュースでも、言語ごとに異なる主義や視点が反映されているのだろうか
メガネをかけたイケオジが道端でデッサンを描いていた
インドは世界最大のショウガの生産国であると同時に世界最大の消費国でもあるらしい
女の子の写真を撮っていたら、全く別の女性からも写真を撮ってほしいと頼まれた
カメラを向けても、その笑顔は消えることなく、彼女の素敵な笑顔がしっかりとファインダーの中に収められた
歩道に出ている床屋には水回りの設備がなく、シャンプーはしてもらえない
誰もいない店内にいた男が親しげに手を振ってくれた
ジャガイモとタマネギがインドのカレーでも定番の具材なのかどうかはよくわからない
市場で働いていた男がピースサインで応じてくれた
市場の通路に籠を出して野菜を売っている人もいた
無精髭を生やした男が大きなバケツに入った野菜を運んでいた
オリーブドラブ色のシャツを着ている人を見るとなぜだかわからないけれどインドを感じてしまう
インドの市場ではニンニクの鱗茎をバラしている人をよく見かけた
暑い国では、許されるなら革靴などのかしこまった靴よりもサンダルで過ごしたい
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