プレーンプートン通りのように古い町並みが残っている場所もあるけれど、バンコク中心部に建っている建物はほとんどが近代的なものだ。もっとも新しいとは限らない。それでも、ここ数十年で建てられたものばかりだ。近代的な工法で建てられたビルは日本のビルとそう変わらない。細かく見ると色々と相違はあるのだろうけれど、素人には同じに見える。屋根や窓の形の意匠がちょっと違うくらいだ。
チャイナタウンの中を伸びるヤワラート通りを歩いていた。通りの反対側に目を向けると、そこには昔ながら建物が建っていた。プレーンプートン通りでみられるような伝統的なタイ様式で建てられている。おそらく1階は店舗で2階は住居になっていたのだろう建物は、残念ながら既に長いこと使われていないようだった。扉もシャッターもしっかりと閉じられている。このような風情のある建物ばかりだったら町を散策するのも、もっと楽しい思う。けれどそれは旅行者の勝手な都合だろう。実際に使う人にとっては最新式の建造物の方がずっと快適だ。
きっちりと戸締まりされた建物の前には屋台が出ていた。ボロボロの建物と屋台の真っ赤なパラソルが対照的だった。
2020年1月 建築 タイ | |
バンコク 建物 中華街 電線 赤 出店 |
No
11354
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年01月11日
更新日
2023年04月20日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
建築写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA