ムンバイ(インド)
回転する大きなヤスリはお店の中で目立つ存在で、このお店が研磨専門の店であることを象徴しているかのようだった
声を掛けてくる人の中には写真を「撮ってもらう」ことが重要であり、その出来栄えにはさほど興味がない人も多い
スマートフォンが普及し、誰もが気軽に写真を撮れる時代には子どもたちがカメラに興味を持たなくなると思っていた
今後約30年もの間、インドは人口ボーナスを享受できると言われている
サリーを着た女性はインドでは数え切れないほどいるのだけれど、日本から来た僕には新鮮に映ってしまう
インドは世界でトップ10に入るコーヒーの生産国だけれど、ムンバイではコーヒーの存在感は薄い
変化というものは、知らないうちに感覚の基準を塗り替えてしまうのだ
安全よりも効率を重視したこの仕組みには、どこか納得しがたいものを感じてしまう
ここでは発車ベルが鳴ることもアナウンスが流れることもなく、何の前触れもなく電車が目的地に向かって動き出す
世界遺産に登録されている駅舎の入口は、どこかヨーロッパにある教会の入口を思い起こさせるような重厚な造りをしていた
ビンロウジを使った嗜好品は規制しようという動きもあるらしいけれど、今でもインド中で当たり前のように売られている
ムンバイのフォート地区の名はかつてこの地に存在していたジョージ要塞に由来している
優雅さだけでなく歴史が共存しているゴシック・リヴァイヴァル建築の駅舎は、インドがヨーロッパの列強の植民地だったという歴史もまざまざと感じさせる
走行中の電車から反対側へ飛び移ることも、案外うまくやれば可能なのではないかと思えるくらいゆっくりと電車がすれ違っていた
ムンバイの鉄道による事故死者が多い理由が分かったような気がした
ムンバイを走る郊外電車の扉は閉まらないから、駅ではない場所で降りることさえ自己責任で可能だ
ムンバイを走る電車は思っていた以上に命がけの乗り物なのだ
車窓に金網のある世界には、何かしら金網が必要な理由が存在しているはずだ
鮮やかな水色のサリーを纏ったお母さんが率いる家族連れもじっと電車を待っていた
電車がいつ来るのか不安なのは僕だけではなかった
ピクトグラムのお陰で女性専用車両であることはわかるものの、終日そうなのか、それとも特定の時間帯だけなのかは分からなかった
世界中どこでもスムーズにキャッシュレスで支払いができる時代が、すぐそこまで来ているように思えたが、現実はもう少し先のことのようだ
同じニュースでも、言語ごとに異なる主義や視点が反映されているのだろうか
ムンバイが属するマハーラーシュトラ州では黄色と黒の配色の車はタクシーだ
メガネをかけたイケオジが道端でデッサンを描いていた
インドは世界最大のショウガの生産国であると同時に世界最大の消費国でもあるらしい
多くの露天商が店を開いていて、歩道は市場のようになっていた
女の子の写真を撮っていたら、全く別の女性からも写真を撮ってほしいと頼まれた
カメラを向けても、その笑顔は消えることなく、彼女の素敵な笑顔がしっかりとファインダーの中に収められた
歩道に出ている床屋には水回りの設備がなく、シャンプーはしてもらえない
誰もいない店内にいた男が親しげに手を振ってくれた
ジャガイモとタマネギがインドのカレーでも定番の具材なのかどうかはよくわからない
市場で働いていた男がピースサインで応じてくれた
市場の通路に籠を出して野菜を売っている人もいた
市場の通路には野菜が散乱してて、インドらしかった
無精髭を生やした男が大きなバケツに入った野菜を運んでいた
オリーブドラブ色のシャツを着ている人を見るとなぜだかわからないけれどインドを感じてしまう
インドの市場ではニンニクの鱗茎をバラしている人をよく見かけた
男がそら豆のような野菜を両手でむんずとつかんでいた
暑い国では、許されるなら革靴などのかしこまった靴よりもサンダルで過ごしたい
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