気が付けばチャイナタウンの端まで歩いて来ていた。幅の広いヤオワラート通りをさらに進んでいく。端に向かって進めば進むほどレストランもお店も減っていき、周囲は寂しい雰囲気になっていく。もうバンコクのチャイナタウンは終わってしまったと思うような場所にそのカフェはあった。
チャイナタウンの端にあるロントウカフェというカフェは周囲の雰囲気とは対照的に賑わってる。手元にあるガイドブックにも載っているくらいの人気店だ。ちょうど席が空いていたので、僕は入って休憩することにした。歩き回ったのでちょっと疲れている。お洒落である必要はないけれど、カフェはエネルギーを充填するのにいいところだ。
ロントウカフェは小洒落ているだけのカフェかと思ったけれど、座席の配置もユニークなお店だった。壁際にテーブル席が設けられているのだけれど、まるで立体パズルのように組み合わされている。店が狭いので苦肉の策なのかもしれないが、それが不思議な雰囲気を醸し出しているのだ。上部にある席に案内されたら大変だと思いながら眺めていると、案の定、上にある席を案内された。座席まで登るのがちょっと大変だ。
上の座席から下を眺め回す。丸いテーブルに女性たちが座って点心を食べていた。その横に背の高い木が置かれていて、満開の花が枝に付いていた。
2020年1月 町角 タイ | |
バンコク カフェ 中華街 花 鏡 木 |
No
11377
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年01月28日
更新日
2023年09月13日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III