ムンバイ(インド)
インドは世界でトップ10に入るコーヒーの生産国だけれど、ムンバイではコーヒーの存在感は薄い
ここでは発車ベルが鳴ることもアナウンスが流れることもなく、何の前触れもなく電車が目的地に向かって動き出す
ムンバイのフォート地区の名はかつてこの地に存在していたジョージ要塞に由来している
ムンバイを走る郊外電車の扉は閉まらないから、駅ではない場所で降りることさえ自己責任で可能だ
多くの露天商が店を開いていて、歩道は市場のようになっていた
市場の通路には野菜が散乱してて、インドらしかった
男がそら豆のような野菜を両手でむんずとつかんでいた
山積みになったキャベツの横に憂いを帯びた表情の女性が立っていた
スマホの普及率を考えると、まだ村人のほとんどがスマホを持っていないような村も存在するに違いない
コンビニが無い代わりに、煙草など細々したものは写真のようなキオスクで売られている
ドービー・ガート(ムンバイ)
大量の洗濯物が処理されているドービー・ガートでは、この日も大量の洗濯物が洗われていた
明治神宮(原宿)
古風な格好をした神職たちは、足元にもやはり昔ながらの浅沓という沓を履いていた
東京交通会館(有楽町)
何層もの似たような構造になっている階段がフラクタルデザインのようだった
興福寺(奈良市)
復元された南大門の基壇からは中金道の威容を満喫できる
奈良市(奈良)
古い町並みを睥睨するかのように、もっと古い興福寺の五重塔が屹立していた
十輪院(奈良市)
灌仏会には真っ白な象も登場して、意味の分からない子どもの心もくすぐるのかもしれない
二月堂(奈良市)
二月堂の構造が普通の寺院と違うのは、本尊のある内陣が局と呼ばれる空間で囲まれている点だ
ほとんどの観光客が奈良の大仏を見たら東大寺を後にするようで、大仏殿以外は思いの外空いている
原鉄道模型博物館(横浜)
原鉄道模型博物館の目玉は鉄道模型が駆け抜ける世界最大級の鉄道ジオラマである「いちばんテツモパーク」だ
日産グローバル本社ギャラリー(横浜)
日産グローバル本社ギャラリーにはギフトショップもあるからDATSUNと書かれたTシャツを買うことも可能だ
横浜美術館(横浜)
集客力の高いアーティストは含まれていないようで横浜トリエンナーレは落ち着いた雰囲気で鑑賞できた
東京国立近代美術館(北の丸公園)
「近代」と「現代」の境目がどこにあるのか気になるところだけれど、面白いことにその境目は時代と場所で異なっている
インターメディアテク(丸ノ内)
KITTEにあるインターメディアテクという施設は東京大学が1877年の開学以来蓄積してきた学術標本を常設展示している施設だ
高島平(東京)
日本経済がシュリンクしていくと、バブル景気の中で建てられた美術館など生活に直接的に関係ないものがゆっくり消えていくような気がした
大稲埕慈聖宮(台北)
大稻埕慈聖宮でびっしりと屋台が並んでいるところがうまいものが高い密度で集まっている路地だ
高雄(台湾)
GOOGLE MAPの書き込みを見ると、古くから正史を残してきた中華文化と歴史を文章で残すのに興味のなかったインド文化との違いをまじまじと感じる
高雄という地名はかつて「打狗」という卑俗な漢字で表されていた
日本人にはあまりピンと来ないけれど、中華料理は広東料理など地域ごとにある下位カテゴリに分けられる
国民市場(高雄)
台湾ではマスクを付けている人が多く、コロナ禍をどこか過ぎ去った厄災と思っている人が多い日本と違いを感じた
文武聖殿(高雄)
台湾では寺院がやけにきらびやかで、日本人からすると毎日がパーティナイトのようだ
三鳳中街観光商圏(高雄)
台湾の漢字は中国大陸と違って繁体字で書かれているので日本人にはわかりやすいけれど、それが落とし穴だったりする
三鳳宮(高雄)
三鳳宮には道教の神様だけでなく、釈迦牟尼仏や観世音菩薩などの仏教の神様もいて、まるで神様のデパートのようだった
高雄東隆宮(高雄)
住居に挟まれて、数階建てのビルのような寺院の中に中国道教における最高神である玉皇上帝が鎮座していた
渋谷サクラステージ(渋谷)
新しく完成した渋谷サクラステージは、その複雑さを反映したのかエスカレータのところも込み入った構造になっていた
鹿島神宮(鹿嶋)
御手洗池の幻想的なイメージは現世利益を求める声にあっけなくかき消されてしまっていた
鹿島神宮の仮殿は徳川2代将軍秀忠が奉納したもので、建てられてから400年以上も経過しているのだから「仮」の字を外してもいいのではないか
銀座(東京)
かつて江戸で唯一金貨を鋳造していた金座のあった本石町には今でも日本銀行の本店があって金融の大役を担い続けている
東京都写真美術館(恵比寿)
図書室では有名な写真集を閲覧できるのにもかかわらず、展示を眺めると図書室のことは頭から抜け落ちてしまうのが難点だ
銀座四丁目の交差点に国産自動車メーカーのショールームがあるのは、自動車メーカーが日本経済を担っている証左なのだろう
日本人が中国に入国するのにビザ申請が必要なのだけれど、中国ビザの取得は「死ぬほどメンドくさい」らしい
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