バンコクのチャイナタウンを貫くラーマ4世通りは大きな通りで、多くの自動車が走り回っている。両端に歩道が設けられているものの、ただでさえ広くない歩道に露天商が屋台を開いていて狭苦しい。ゴチャゴチャしていて混雑している。反対側の歩道は空いているかもしれないと思い、目を向けても状況は大差なかった。漢字の書かれた看板を掲げたお店の前で、同じように屋台が大きな傘を広げて商売をしている。どちら側であっても歩道はゴミゴミしているのだ。
反対側の歩道をよく見てみると、ゴチャゴチャした歩道のフェンスの隙間から犬が車道側に頭を出している。背中が写っている女性の露天商が連れてきた犬なのだろう。飼い主は仕事している。あまり犬にかまってられないから、犬は一人遊びに慣れているようだ。頭だけを車道に出して、一匹で行き交う自動車たちを眺めている。視界を勢いよく横切っていく自動車を見るのは、人間だって楽しい。犬は飽きること無く、車道を眺め続けていた。
2020年1月 動物 タイ | |
バンコク 中華街 犬 塀 提灯 通り 傘 |
No
11363
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年01月18日
更新日
2023年09月14日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA