周辺を植民地時代に建てられた白い重厚な建物で囲まれているファタヒラ広場は大層賑わっていた。僕を含め大勢の観光客が広場を動いているのだ。旧バタヴィアの中心地は真夏の湘南海岸ほどではないにせよ、思いの外混雑していた。一角にはコスプレしているというのか、スタチューを演じているというのか、はたまたその両方を兼ねているのかよく分からない大道芸人たちの姿もチラホラと見えた。
広場を抜けて古い建物の間を走る道を行く。おそらく広場の中では営業できない決まりになっているのだろう。広場の外に出ると途端に屋台の数が増えた。これだけ大勢の人が集まるところには、その人たちを目当てに商売を展開する人もまた大勢いるのだ。
写真の屋台もファタヒラ広場からちょっと離れたところに出ていた屋台だ。オタ・オタと呼ばれる「かまぼこ」のようなものを売っていた。オタ・オタとは魚のすり身にタピオカとスパイスを混ぜたものをバナナの葉で包んで焼いたもの。インドネシアでは一般的なストリートスナックのようだ。
2020年5月 町角 インドネシア | |
バック・ショット 食べ物の屋台 女の子 ジャカルタ |
No
11522
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年05月11日
更新日
2023年09月05日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF