ジャカルタのカテドラル通りを歩いていた。その名が示すように、この通り沿いにはキリスト教の大聖堂が建っている。ゴシック様式で建てられたジャカルタ大聖堂だ。
大聖堂が建てられたのは1901年。オランダがインドネシアの支配を確立したのは17世紀であることを考えると随分と遅い。ジャカルタ大聖堂はローマ・カトリックの教会だったので、プロテスタント国家のオランダが建設を許さなかったからのようだ。ローマ教皇庁の力が自分の支配地に及ぶのが嫌だったのだろう。
ジャカルタ大聖堂の通りを挟んで向かいにはイスティクラル・モスクが建っている。ここではイスラム教のモスクとカトリックの教会が向かいあっている。もっともプロテスタントだろうがカトリックだろうがイスラム教徒だろうが、生きている限りは腹が減るのは皆同じ。カテドラル通りの歩道には軽食を出す屋台が出ていて、緑色の屋台の横には、緑色のプロパンガスのボンベが置かれていた。インドではガスボンベは赤いものが多かったような気がするけれど、インドネシアでは緑色のガスボンベが多い気がする。
2020年7月 インドネシア 静物 | |
食べ物の屋台 ガスボンベ 緑 ジャカルタ 歩道 |
No
11609
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年07月19日
更新日
2023年09月01日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF