ジャカルタには屋台が多い。人通りのあるところには、必ずや屋台の姿があるといってもいいくらいだ。ここでは屋台のことをカキリマという。ジャカルタの屋台ではどのような料理が食べられるのかという問いに一言で答えるのが難しいほど、カキリマで売られている料理の種類は多い。日本でもメジャーなナシゴレンやナシチャンプル、ミーゴレンはもちろんのこと、サテと呼ばれる串焼きや、マルタバというお好み焼きのようなものなど、屋台によって様々な料理が売られているのだ。
歩いていた道の端にカキリマが停められていた。ジャカルタには真っ昼間から開いている屋台も沢山あるけれど、この屋台の主は夜から仕事を開始するタイプのようだ。屋台の中にお皿などが見えるけれど、まだ営業はしていない。建物の壁際に沿って駐められていた屋台は静かに出番が来るのを待っているようだった。
屋台は開いていないから、当然客もいない。でも、ふたりの男の子がその周りで遊んでいた。屋台の裏を覗いたりしている。まるで何かを探しているかのようだった。
2021年3月 インドネシア 人びと | |
男の子 二人組 食べ物の屋台 ジャカルタ |
No
11842
撮影年月
2020年1月
投稿日
2021年03月11日
更新日
2023年08月27日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF