ジャカルタ(インドネシア)
カメラを見ても女の子の表情は特に変化しなかったけれど、しっかりとピースサインをしていた
幼くとも女の子はおしゃべりが好きで、このふたりも路地で噂話に花を咲かせていた
社交場になっている路地に幼い娘を抱えたお父さんが立っていた
壁があると何かを描きたくなるのはアメリカでも日本でもインドネシアでも同じのようだ
7歳から12歳のインドネシアにおける就学率は男の子も女の子も99%を越えている
僕の後をつけてきたふたりの女の子にカメラを向けると笑顔が返ってきた
タマン・サリ地区(ジャカルタ)
町中すべてが高層ビルになったら、幼い女の子がお父さんと道端でのんびりするようなこともなくなるのだろう
金徳院(ジャカルタ)
放生するのをお互いに撮影している様子は、徳を積む行為というよりも、売れないアイドルの撮影会のような雰囲気だった
ファタヒラ広場(ジャカルタ)
オタ・オタとは魚のすり身にタピオカとスパイスを混ぜたものをバナナの葉で包んで焼いたストリートスナックだ
ジャカルタ・コタ駅(ジャカルタ)
観光名所のファタヒラ広場はジャカルタ・コタ駅からすぐ近くにある
ジャカルタは中央ジャカルタ市、南ジャカルタ市、西ジャカルタ市、東ジャカルタ市と北ジャカルタ市から成る都市圏人口が3000万人を超えるメガシティだ
ラヤ・マンガ・ベサール通り(ジャカルタ)
麺類を出す食堂にいたふたりの女の子は快く写真に応じてくれた
クロントゥーイ市場(バンコク)
マスターカードの調査によると、バンコクは2018年にもっとも旅行者が訪れた都市だ
様々な食材の並ぶクロントゥーイ市場も幼い女の子にはつまらないかも
チャトゥチャック市場(バンコク)
いくら美味しくとも、バンコクでスペイン料理を食べる気にはならないのだ
ター・ティアン市場(バンコク)
市場は閑散としていたので、ひとりで歩く女の子の独り言もはっきりと聞こえた
渋谷(東京)
腕で顔を覆いながら寝転がっている女の子は、今すぐにでもここから立ち去りたいと思っているかのようだ
白蘭市場(台北)
グーグルマップさえあれば観光名所でもないローカルな市場にも行ける
川崎大師(川崎)
平間兼乗という人物が弘法大師の木像を引き揚げたのが川崎大師の始まりだ
ヤンゴン(ミャンマー)
道路脇でノートを取っていた女の子からキリッとした視線が返ってきた
ミャンマーで年端の行かない比丘尼たちを見かけることは珍しくない
バゴー(ミャンマー)
写真を撮ることは拒絶されなかったものの、女の子はずっと誰かに助けを求めるかのように視線を泳がしていた
恥ずかしくなったのか、女の子たちは顔に手を当てた
住宅街の惣菜屋で制服を着た幼い女の子が買い物していた
カメラを向けられたことに対して微笑んでいるのか、飲んでいるジュースがおいしいから微笑んでいるのか判断するのは難しい
横縞模様のTシャツを着た女の子が手に持ったおやつをぱくつきながら僕の横を通り過ぎていった
ヤンゴン周辺で見かける学生はみんな緑を基調にした制服を着ていた
ミョーマ市場(タニン)
ミョーマ市場の人は外国人旅行者も客になり得るなんて、これっぽちも考えてはいない
タニン(ミャンマー)
女の子と男の子が地元の人で賑わう喫茶店でノートを広げて勉強していた
オークポースー駅(タニン)
ミャンマーは東隣りのタイとも西隣りのバングラデシュとも違って日本で言うところの緑茶を日常的に飲む国だ
雑貨屋の店番をしていた女の子が微笑んでくれた
上水道の来ていない家には水場がないだけでなく、家の中に台所もないのかもしれない
男の子が女の子の気を惹くのに失敗しているように見えた
平日の昼過ぎに洋服を買ったり玩具を買ったりする人が多くないので、店員たちは暇そうだった
西洋風のワンピースなのだけれど、その配色は民族衣装の鮮やかな配色を受け継いでいる
ダニンゴン駅(ヤンゴン)
プラットホームでお母さんが授乳しようとしていた
ダニンゴン(ヤンゴン)
タナカを顔に塗ってゴム跳びをしていた女の子が驚いた顔をした
インセイン(ヤンゴン)
道端で女の子がポロシャツと同じ色の飲み物を飲んでいた
壁際にいた男の子だけが僕に気がついていて、訝しげな視線を投げかけていた
ダニンゴン市場(ヤンゴン)
ダニンゴン市場で遊んでいた男の子と女の子は嬉しそうにピースサインしてくれた
扁額
煙草
傘
世界遺産
モスク
蝋燭