どこまで歩いても住宅街が続いていくような気がしていたけれど、住宅街の終わりは突然やってきた。歩いていると、不意にバスレーンもある大きな通りへ出てしまったのだ。ジャカルタを南北に貫くハヤム・ウルク通りだった。
大きな通りには多くの自動車が走っていて、大きな建物が建ち並んでいる。そして、ビルの下は南国特有のビルの中に凹んだ歩道になっていた。このような歩道が公共の場所になっているのか、ビル所有者の保有になっているのかはよく分からない。でも、雨風をしのげる歩道の上は屋台を出すには格好の場所になっているのは事実だ。
僕が通りかかった場所にも屋台が出ていた。屋台には大きく「Ketoprak」と書かれている。ケトプラックとは、米をおはぎ状にかため、もやしやココナッツミルク、唐辛子などを混ぜて食べるローカルフードだ。英語版のWIKIを見ると、肉を使わないのでベジタリアン料理と書かれている。
屋台では働く男の姿が見えた。テーブルに就いた客の前には何も置かれていないから、この男の料理を作っている最中だったのかもしれない。
2020年7月 町角 インドネシア | |
携帯電話 客 食べ物の屋台 ジャカルタ 歩道 |
No
11590
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年07月04日
更新日
2024年01月06日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF