訪れる場所によって売られている果物が違うのだから、野菜や穀物類も訪れる場所によって売られているものが異なっていても何ら不思議ではない。頭では理解していたのだけれど、あまり野菜類に興味はなかった。果物は買ってすぐ食せるけれど、野菜や穀類はそうはいかない。だからだろう。市場をウロウロしてもあまり関心が向かないのだ。
ここジャカルタでも、道端でドリアンやマンゴスチンが売られているのを見て、流石は熱帯の国インドネシアと感心するばかりで、どのような野菜や穀類がこの町で売られているのかはわからないままだった。
そのような中で数少ない例外がここで見かけた豆だ。ローカルな市場でも売られていたし、チャイナタウンの八百屋でも男が抱えていたもので、嫌でも目につくくらいに巨大な鞘に入っている。大豆とは比較にならないくらいに大きい豆は、日本では目にしたことのないものだった。
この大きな豆はプテというらしい。インドネシアではメジャーな食材らしく、様々な料理に使われているのだそうだ。僕も気がついていないだけで、既にどこかで口にしているかもしれない。何せ、コタ地区でふと見かけた屋台にもしっかりと大きなプテがぶら下がっていたくらいだから。
2020年10月 町角 インドネシア | |
豆 食べ物の屋台 ジャカルタ 浅い鍋 |
No
11710
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年10月26日
更新日
2023年08月30日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF