ジャカルタの住宅街の中を歩いていると、屋台が出ていた。GOJEKのドライバーや付近の住人らしき人が買いに来ているのを見ると、この辺りにもコンビニはないようのかもしれない。確かにこの場所に行き着くまでの間、一見もコンビニの姿を見なかったような気がする。コンビニの無い世界で小腹が減ったら、自分で何かを料理するか、写真のような軽食を出す屋台で買わねばならない。料理ができない自分のような人間にとっては由々しき問題だ。
屋台には何も書かれていないので、見ただけではこの屋台が何を出す屋台なのかは分からなかった。どんな料理を出すか興味津々で屋台主を見ていると、男はそそくさと作業を始める。屋台の上に置いすり鉢の上に香辛料を入れて、石とプラスチックのヘラで潰し始めた。さすがは香辛料の豊富な国、インドネシアだ。この国では唐辛子・にんにく・しょうが・胡椒・ターメリック・コリアンダー・ナツメグ・クミンシード・カルダモン・レモングラス・キャンドルナッツなど様々な香辛料が日常的によく使われる。でも、悲しいかな。すり鉢の中にある香辛料で僕に分かるのは唐辛子だけだった。
2020年9月 インドネシア 人びと | |
唐辛子 食べ物の屋台 ジャカルタ 香辛料 |
No
11671
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年09月17日
更新日
2023年08月30日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF