チャクウェを売る屋台で不満そうにしていた男の子

チャクウェを売る屋台で不満そうな顔をした男の子
インドネシアのジャカルタにあるグロドック地区で撮影 オザワテツ

住宅街の路地に出ていたチャクウェを売る屋台には不満そうな顔をした男の子が立っていた

人が集まっているところには、その人たちを目当てに商売をしている人がいる。歩いていたジャカルタのグロドック地区にある路地でもそうだった。ここは住宅が密集しているところだ。駅に近いわけでもなく、バス停に近いわけでもない。そもそも、自動車は通れないような細い路地の中だ。でも、近所の住人を客にした屋台が出ていたのだった。

木製の使い古した屋台で売られていたのはチャクウェと呼ばれる中国式の細長い揚げパンだ。中国大陸や香港、台湾などでの朝食に粥や豆乳の添え物としてよく食べられるているものと同じもので、中国文化圏では油条と呼ばれているものだ。ここグロドック地区の中にはインドネシア最大のチャイナタウンがあるから売られているのかと思いきや、このチャクウェはインドネシア全体でもメジャーな食べ物らしい。

チャクウェを作って売っていた青年の横には男の子が立っていた。小腹が空いたので、屋台に買いに来たのだろう。男の子は真剣な顔でチャクウェを揚げている男を不満そうな顔で見つめていた。何があったのか知らないけれど、何か腑に落ちないことが起きたような顔だった。

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グロドックとは

グロドックはインドネシアの西ジャカルタ市タマン・サリ地区にある都市部の集落である。オランダ植民地時代からペシナンやチャイナタウンとも呼ばれ、インドネシア最大の規模とされている。グロドックの商人や住民の大半は中国系です。その歴史は、1740年11月にオランダの東インド会社(VOC)が中国人のための住宅地としてグロドックを指定した植民地時代にさかのぼります。

ジャカルタにあるグロドック地区ってどこ?

PHOTO DATA

No

11583

撮影年月

2020年1月

投稿日

2020年06月28日

撮影場所

ジャカルタ / インドネシア

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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