ショッピングモールで涼を取ったので、外に出て再びジャカルタの町を歩き出した。あいも変わらず日差しは強く、道には沢山の車が走っている。これだけ多くの車が走っているのに、僕のように歩いている人は少ない。日本では田舎に住んでいる人は日々あまり歩かず、都会に住んでいる人は思いの外毎日歩いているといわれるけれど、ここジャカルタでは都会の人もあまり歩かないように見える。日差しが強いということもあるのだろうけれど、少しの移動距離でもバイクや、状況によってはベチャと呼ばれる自転車タクシーに乗ってしまうのかもしれない。
車ばかり通ってあまり歩行者のいない道路を進んでいると、屋台が出ていた。車道の端に出ていたので、歩行者目当てというよりも車道を走る車に乗っている人目当てに商売をしていたのかもしれない。屋台の店主も歩道側ではなく、わざわざ危ない車道側に立っている。その方が車に乗った人から注文を受けやすいからだろう。
屋台の側面には「BAKWAN(バクワン)」と書かれていた。バクワンはインドネシア料理で野菜に衣を付けて揚げたフリッターだ。wikiには日本の天ぷらに似ていると書いてあるけれど、どうなのだろう。いずれにしても、このような野菜のフリッターなら、ナシゴレンのようなご飯物と違って車を運転していても食べやすいに違いない。わざわざ車道側に立っているのも納得だ。
2020年8月 町角 インドネシア | |
ボトル 食べ物の屋台 ジャカルタ 男性 道端 |
No
11624
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年08月01日
更新日
2023年09月01日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF