木々の間から見えた高崎白衣大観音は思っていたよりも小さいように感じたけれど、実際に近づいて見るとやはり巨大だった。鉄筋コンクリートで建てられた観音像の高さは41.8メートルもある。ウィキペディアによれば、建造された1936年当時は世界最大の観音像だったのだという。なんとも興味深い「世界最大の観音像」というカテゴリーはさておき、この観音像が巨大な仏像であることには変わりなく、今でも日本有数の大きさを誇っている。
足元から仏像を見上げていると、仏像の足元に内部への入り口があるのに気がついた。この巨大仏は内部に入ることもできるのだ。面白そうなので中に足を踏み入れてみる。内部には146段の階段が上に続いていて、各所に仏像が安置されていた。コンクリートで造られた内部は思ったよりも簡素で、ヨーロッパにある石造りの尖塔に設けられている階段のような趣は感じられない。ただ共通していたのは、エスカレータもエレベータもないので、一歩一歩階段を地道に上がっていかなければならないということだった。
2023年5月 群馬 町角 | |
仏像 赤 階段 高崎 |
No
12498
撮影年月
2023年2月
投稿日
2023年05月28日
更新日
2023年08月19日
撮影場所
高崎 / 群馬
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
IPHONE 14 PRO