南小樽駅で電車を降りて、駅前の坂をただひたすらに登っていく。しばらくいくと、植栽のある中央分離帯の先に大きな鳥居が現れた。小樽住吉神社の鳥居なのだけれど、鳥居が現れたからといって、すぐに社殿にたどり着けると思ったら大間違い。小樽住吉神社の境内は広く、国道5号脇に立つ鳥居から社殿まではまだ遠い。広々として土地の余っている北海道のイメージどおりの境内だ。
参道は単に長いだけでなく、途中に興味を引くものが点在していた。手水舎が最近の流行りと思われる花手水になっていて手水鉢にカラフルな花が浮かんでいたり、鮮やかな朱色の鳥居が並んでいたりする。上の写真はその副参道鳥居だ。表参道のすぐ横にあるものの、この鳥居のある道筋は副参道と呼ぶことになっているらしい。
松尾芭蕉の句碑も立っていた。一瞬、奥の細道のついでに松尾芭蕉は北海道まで訪れていたのかと思ってしまったけれど、そんなことはない。松尾芭蕉の生きていた時代、小樽は和人の勢力範囲ではなかったはずだ。
2024年2月 建築 北海道 | |
小樽 赤 神社 鳥居 |
No
12563
撮影年月
2023年6月
投稿日
2024年02月14日
更新日
2024年02月17日
撮影場所
小樽 / 北海道
ジャンル
建築写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF