ジャカルタ(インドネシア)
男が組み立てていたのは随分と大きなシャッターだった
女性が屋台の後ろで客が来るのをネットサーフィンしながら待っていた
屋台の脇から店主と家族の日常生活が垣間見えていた
背の高い壁に挟まれていて閉塞感のある路地だった
足を曲げて窮屈そうに見えるけれど、男の柔和な顔で安眠していた
ジャカルタでも洗濯するのは女性の仕事のようで、洗濯物の近くの女性たちが子守もしていた
どこにでも自由に出入りできるのは猫の特権だ
ごちゃごちゃしていた路地に鍋が置かれていたりして、誰かの家の入り口かのようだった
すぐ近くでふたりの行商人が天秤棒を下ろして商売をしていた
ジャカルタでは住宅街で商売するカキリマと呼ばれる移動式屋台をよく見かける
濃淡のある瓦屋根が続く町並みを上から見たら綺麗なのだろうけれど、周囲に背の高い建物はなかった
ジャカルタでギターを弾く男は見かけたけれど、ガムランを演奏している人は見かけなかった
カメラを見ても女の子の表情は特に変化しなかったけれど、しっかりとピースサインをしていた
油で覆われたような水路が家々の間を流れていた
ごちゃごちゃした路地で男はシール剥がしの内職をしていた
駅周辺のごちゃごちゃした路地を整理したがる再開発は地元の活力を奪っているのではないだろうか
インドネシアは米が主食の国なのだが、パンを売り歩いている人も珍しくない
ソファで遊んでいた男の子は話しかけてく来るわけではなかったけど、チロチロとこちらに視線を投げかけてきた
ジャカルタに猫が多いのはイスラム教が一因と言われても納得してしまいそうになる
床屋という商売も売春に負けずとも劣らず長い歴史があるのだと思う
インドネシアにはコミュニティによって運営されているごみ銀行という仕組みが存在するらしい
男の子は鍋を逆さまに地面に置いて、スティックのようなものでリズムカルに叩いていた
洪水にでもなれば、真っ先に被害を受けるような場所に居を構えるのはどこの国でも相対的に貧しい人だ
ジャカルタは大通りから離れると迷路のような自動車が入れない路地ばかりだ
男たちが路地にたたずんで路地の向こうから来る人を待ち構えているようだった
インドネシアのサンバルとインドサンバルは全く違うものだ
開漳聖王廟(ジャカルタ)
参拝客が寺院の入口に並べられていた巨大なロウソクを使って、巨大な線香に火を点けていた
バジャイの運転手が交通量の少ない道路の脇に車両を停めて休憩していた
ジャカルタでは住宅街など下町を除いてこのベチャという人力の乗り物は走ってはならないことになっている
何の変哲もない場所を歩いていても、ジャカルタでは視線を感じることはないし、声をかけられることもあまりない
人の流れが淀むところにはベチャも停まっているし、人びともたむろしている
インドネシアは日本と同じように左側通行だ
颯爽と走り抜けて行く姿を眺めていると素敵に見えるのだが、いざ間近でまじまじと見ると間抜けな感じがする
食品サンプルは日本で考案された表現手法のため、海外で店頭に料理が置かれている場合、ほぼ全てが本物だ
ジャカルタでパンを売り歩いていた男はチャルメラを手にしていた
一口に自転車タクシーと言っても、国によってその形状は異なっている
グロドック地区(ジャカルタ)
真っ赤な提灯がいくつもぶら下がっているのを目にするとチャイナタウンということを実感する
金徳院(ジャカルタ)
金徳院という由緒ある中国寺院の門もカラフルな色合いに塗られていた
放鳥に使う小鳥が鳥籠に積込まれて中国寺院に納入されていた
何度も再建を繰り返している金徳院は残念ながら格式が高いようには見えない
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