内職をする男

内職をするタンクトップの男
インドネシアのジャカルタで撮影 オザワテツ

ごちゃごちゃした路地の一角で、男はシール剥がしの内職をしていた

ジャカルタの川沿いを伸びる、ごちゃごちゃした路地を歩いていた。地元の人たちが思い思いに過ごしている横をすり抜けるようにして歩いていたのだ。ダラダラとお喋りに興じている人もいれば、何かを一所懸命行っている人もいる。この写真に写っているタンクトップの男は後者だった。

男が行っていたのは内職の一種のようだ。紙一面に貼られている青いシールを、カッターナイフを使って型取りながら剥がしている。もちろん予め型取りされているのだろうけれど、神経を使う作業だ。うっかりすると剥がしていけない場所も剥がしてしまいそう。男も作業に集中しているのだろう。僕がカメラを向けるても、撮ってもいいという許可の意味で頷いたほかはずっと手もとを見たままだった。

縫製が盛んな場所で、ミシンを使って内職をしている人は見かけたことがあるけれど、それ以外の内職を見かけるのは珍しかった。しかも男がやっている内職は、手で細かい作業を行うという昔ながらの内職だ。今どきの内職はスマホを使ったものなのではないかと思うのだけれど、どうなのだろう。

EN

ジャカルタってどこ?

PHOTO DATA

No

11747

撮影年月

2020年1月

投稿日

2020年12月02日

撮影場所

ジャカルタ / インドネシア

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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