明治神宮(原宿)
古風な格好をした神職たちは、足元にもやはり昔ながらの浅沓という沓を履いていた
春日大社(奈良市)
春日大社に灯籠を寄進するのは可能だが、一体いくらが必要なのかは神社に訊いてみないとわからない
今では春日大社にある約3000基の灯籠全てに火が灯されるのは、節分の夜と中元の夜だけだ
鹿せんべいは最終的に鹿の口に入るのは同じとしても、一度観光客の手を経由して現金化しなければならない
上野東照宮(上野)
上野戦争や関東大震災、第二次世界大戦などの厄災を乗り越えて、1651年に改築した社殿が今でもどしんと待ち構えている上野東照宮は強運の神様としても信仰されている
氷川女體神社(さいたま市)
同じ格であるはずの大宮氷川神社と氷川女体神社にある格差のありようは大きさの異なる夫婦茶碗のようだ
鹿島神宮(鹿嶋)
御手洗池の幻想的なイメージは現世利益を求める声にあっけなくかき消されてしまっていた
鹿島神宮の仮殿は徳川2代将軍秀忠が奉納したもので、建てられてから400年以上も経過しているのだから「仮」の字を外してもいいのではないか
鶴岡八幡宮(鎌倉)
段葛が石積みになったのは1961年から1962年にかけてのことで、桜が植えられたのは1917年のことだというから、昔からある段葛も実は地味にバージョンアップをし続けているのだ
鶴岡八幡宮では厄除けの大祈祷という春の節分を迎えるにあたって新しい一年が福運に恵まれるように厄を落とす祈願が行われていた
神田明神(神田)
神田にある神田明神にいた神馬は神秘的な白馬でもなければ、見目麗しい馬でもなく、愛くるしいポニーだった
野木神社(野木町)
理由はわからないけれど、12座あった舞のうち、五行の舞だけが100年ほど前から行われていなかった
久能山東照宮(静岡市)
刺すような視線を返してきた随身は神を守護するというよりも、逆に世知辛い世の中から優しく守られているように見えた
榴岡天満宮(仙台)
いつの頃から菅原道真は「怨霊」というより「学問の神様」としての信仰されるようになったのだろう
富岡八幡宮(深川)
金ピカの神輿を見ていると、日本の神々しさの考え方は東南アジアと根本的には変わらないのではないかと思える
靖国神社(九段)
靖国神社の奥に進んでいくと茶室もある池泉回遊式庭園がある
世の中にはアブラハム、モーセ、イエス、ムハンマドを闇の世界から送られた偽の預言者とみなす宗教もある
北海道神宮(札幌)
アイヌの人にとっての聖地とはどのようなところだったのだろう
北海道神宮の境内には他ではあまり見かけない神様を祀っている神社も建っている
小樽住吉神社(小樽)
松尾芭蕉の句碑も立っているので、芭蕉は奥の細道のついでに北海道まで訪れていたのかと思ってしまったけれど、そんなことはない
三嶋大社(三島)
よく考えてみれば神社もがめついイメージのある中華寺院も似たようなものだった
岡本八幡神社(岡本)
岡本八幡神社の社殿に続く階段の下に雰囲気のいい鳥居が立っている
千葉神社(千葉市)
コンクリートで舗装されていて、都心にある学校の校庭のような千葉神社の一画になみなみと水を湛えた妙見池があった
調神社(さいたま市)
珍しい狛兎とは裏腹に窓ガラスに映った社殿はいたって地味なものだった
愛宕神社(愛宕)
東京23区でもっとも標高の低い天然の山は浅草にある待乳山だそうだ
東京23区内の最高峰である愛宕山の頂上から、かつてNHKの前身がラジオ電波を発信していた
色々と面倒が生じるのを避けるために、今なら男女の性差を用いたネーミングは避けるに違いない
根津神社(根津)
神社のない世界の人びとは、千本鳥居を見てどう思うのだろう
渋谷氷川神社(渋谷)
國學院大學渋谷キャンパス内にある國學院大學博物館の展示は充実していて、訪れて損はしない
琵琶島神社(横浜)
鎌倉の外港だった六浦津の辺りに景勝地だった名残はほとんど残っていない
葛飾八幡宮(市川)
葛飾八幡宮は東京の葛飾区に建っていない
八幡の藪知らず(市川)
駅近くにある禁足地は、知らなければ禁足地だとは気が付かないだろう
湯島天神(湯島)
合格祈願のご利益がはっきりしているのに対して、家内安全と商売繁盛には叶ったのかどうかの明確な基準がない
何かを考えないように努力すればするほど、かえってそのことが頭から離れなくなるものだ
明治神宮の境内は江戸時代の終わりには彦根藩主・井伊家の下屋敷だったところ
赤城神社(流山)
太い注連縄はなんだか朝鮮人参のように見えてしまう
大鳥神社(目黒)
酉の日に立つ酉の市のような移動する祭日は現代的合理性から距離を保っているように思える
川越熊野神社(川越)
開運と縁結びをご利益にしている神社は大勢の参拝客で賑わっているように思える
鹿嶋神社(大井)
有名なマシュマロ・テストも追試では再現が困難と報告されている
大井鹿嶋神社(大井)
大井鹿嶋神社の例大祭で演奏される大井囃子は280年前に作られたものだそうだ
横断歩道
観覧車
サイクルリクシャー
好奇心
注連縄
バナナ