扁額の上に止まる鶏

漢字で書かれた扁額の上に止まっていた雌鳥
ミャンマーのヤンゴンで撮影 オザワテツ

漢字で書かれた扁額の上に雌鳥が止まっていた

歩いていた道はチャイナタウンの中の道だったものの、あちらこちらに赤い提灯が掲げられているわけでもなく、散歩しているだけではあまりチャイナタウンという雰囲気は伝わってこない。それでも、見渡してみると建物の入口の上に漢字で書かれた扁額が掲げられていた。立派な字で「始平館」と書かれていて、それがこの建物の名前のようだ。調べてみえると、「始平」とはかつて5世紀から6世紀にかけてモンゴル高原を支配していた柔然という国が使用していた元号らしい。わざわざ建物の名前にするくらいだから、古い元号というだけでなく何かしらの意味が込められてるのだろうけれど、それはよく分からない。この館から平穏なものが始まるようなイメージなのだろう。もしかしたら、この建物は道教か何かの寺院かもしれない。

困ったことに、謎めいたものは扁額だけではなかった。よく見てみると、扁額の上に一話の雌鳥が静かに止まっている。猛々しく見えるから闘鶏なのかもしれない。ここが何かしらの寺院だとしたら、これは神の使いかもしれない。

ちなみに、鶏は天照大御神が天の岩屋戸に隠れた際に鳴声をあげて再び光を取り戻す役割を担ったことから、伊勢神宮の神使とされている。

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ヤンゴンってどこ?

PHOTO DATA

No

10795

撮影年月

2018年9月

投稿日

2018年11月13日

撮影場所

ヤンゴン / ミャンマー

ジャンル

動物写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA

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