帽子をかぶった老人が昌慶宮にある明政殿の前に立っていた。昌慶宮はソウルにある李氏朝鮮時代の宮殿で、明政殿はその正殿だ。周囲に背の高い建造物がないため、気が付きにくいけれど、明政殿は大きい。写真の老人も圧倒されるかのように見上げていた。
この明政殿は文禄・慶長の役の際に焼失してしまったものの、1616年に再建された建築で、朝鮮半島に現存する故宮の正殿としては最古なのだそうだ。今と違って李氏朝鮮時代には漢字が用いられていたので、明政殿の正面に掲げられた扁額も漢字で書かれていた。
2008年10月 人びと 韓国 | |
漢字 縁のある帽子 老人 宮殿 ソウル 扁額 |
No
2084
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年10月09日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ソウル / 韓国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM