ダラ(ミャンマー)
ゆっくりとセーボレイと呼ばれる葉巻を取り出すと、男は火をつけて美味しそうに吸い出した
ダラ川に架かる橋の袂が木製漁船の係留場所になってた
男の子たちがアスファルトが敷かれている場所を裸足で走り回りながらサッカーに興じていた
僕がカメラを構えているのに気がつくと、家族はそれぞれ異なる反応を示した
男の子が韓国アニメのロボカーポリーのTシャツを着ていた
ミャンマーの人はカラフルが好きなようで、船体もカラフルに塗り直されていた
川沿いの斜面に建てられた家はたくさんの細い柱に支えられていた
メコンデルタで見た船と同じようにヤンゴン川の支流に係留されている船にも瞳が描かれていた
物凄いスピードで発展する向こう岸のダウンタウンとは対照的に、こちら岸は発展から取り残されているかのような雰囲気が漂っていた
乗ったときは自転車タクシーを降りる時に料金で揉めることになるなんて、夢にも思っていなかった
フェリー乗り場(ダラ)
小さなボートで大きなヤンゴン川を渡るのもスリルがあって楽しいと思っていると、見透かしたかのように外国人は乗れないと言われた
ヤンゴン川を渡るフェリーが日本政府の援助でリニューアルされた関係で、日本国籍の人は無料でフェリーに乗れると言われた
パンソダン・フェリー乗り場(ヤンゴン)
大勢の人が行き来するフェリー乗り場で多くの自転車タクシーも客待ちしている
ヤンゴン(ミャンマー)
今では不思議なことだけれど、かつてミャンマーはイギリス領インド帝国の一部だった
英国統治時代に整備された区画には植民地時代に建てられた立派な建造物が今でも残っている
官庁ビルが立ち並んでいる一角で、男は官庁に提出する書類をタイプライターで清書する仕事を営んでいた
路上の古本屋は本を売るだけでなく、本の補強も行う
スーレー・パゴダ(ヤンゴン)
メジャーな観光地でもあるスーレー・パゴダはラウンドアバウトの真ん中にある島の上に建てられている
スーレー・パゴダにもシュエダゴン・パヤーと同じように参拝客を目当てにした怪しい人物もいる
女の子たちはお参りよりもスマホに夢中だった
スーレー・パゴダに入るためにはラウンドアバウトの道路を横断しなければならない
一見同じように見えるクーンもお店によって味は微妙に違うのだという
猫を抱いていた女の子は優雅に働いているように見えた
女性は自分が被写体になるとは思っていなかったようで、カメラを向けると照れていた
手術中の医者のようなピッタリとした手袋をして、男はクーンを売っていた
ふたりの男が真剣な顔で前に置かれた市松模様のボードを見詰めていた
昼食時だったので、女性たちが仲良く屋台で昼食を摂っていた
平日の昼間に道端でダラダラしている男を見かけるのは珍しいことではない
ヤンゴンには華僑の人だけでなく、印僑の人たちも大勢住んでいる
インドではパーンと呼ばれるこの噛み煙草のようなものはミャンマーではクーンと呼ばれ、男も女も好む人が多い
今どきの若者といった風情のお父さんがスネの上で赤ちゃんをあやしていた
多くの自転車タクシーが走っているということは、故障してしまう自転車タクシーの数も結構あるということだ
サイドカーのように自転車の横に客席が取り付けられている自転車タクシーは、地元の人に英語のサイドカーが訛ったサイカーと呼ばれている
多くの人が商売している反面、交差点付近にある屋台で売られているものはどれも似たようなものばかりだ
掃除をしているというよりも動く箒の先が子どもには面白く見えたようだ
中国文化では公共の建物でもないのに、なぜ建物の名前を大きく書いたものを入り口の上に飾るのだろう
ミャンマーでも、この女性のように頭上に物を載せて運んでいる人は多い
飲み物をテイクアウトすると、ビニール袋に詰めるのは他の東南アジア諸国や南アジアの国でも見られる習慣だ
8年前に訪れたときはスマホはおろか携帯電話を持っている人もほとんどいなかったけれど、今では誰もがスマホを持っている
首から大きなトレイをぶら下げて男は移動式の煙草屋だった
インド
台湾
インドネシア
タイ
ミャンマー
メキシコ