流山にある赤城神社の参道の入り口には太い注連縄が張られている

赤城神社の太い注連縄
赤城神社の太い注連縄
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昔、出雲大社を訪れたときに目にした注連縄が、今まで見たことのある注連縄と比べて異様に太かったので、僕は山陰地方の注連縄は日本の標準的な注連縄よりも太いという独自の仮説を立てていた。しかし、その後倉敷にある阿智神社で太い注連縄を見たときに揺らぎ始めた仮説は、この日訪れた千葉の流山にある赤城神社でも太い注連縄が張られているのを目にして、完全に崩れ去ったのだった。神社の注連縄が太いか細いかは、地域によって決まるのではなく、単に神社ごとに異なるのが本当のところなのだろう。

また、神社ごとに注連縄を張る場所も違うようだ。大抵の場合、拝殿などの建造物の入り口に張られる印象があるけれど、流山にある赤城神社では拝殿でも鳥居のところでもなく、参道の入り口に張られていた。この注連縄は、地元住民や氏子たちが協力して作り上げた500キロもあるもの。見応え充分で、まるで巨大な朝鮮人参が掲げられているかのようにも見えてしまう見事な捻れっぷりを見せていた。

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ENGLISH
2023年3月 建築 千葉
漢字 流山 注連縄 神社 扁額 鳥居

PHOTO DATA

No

12462

撮影年月

2023年1月

投稿日

2023年03月16日

更新日

2023年08月08日

撮影場所

流山 / 千葉

ジャンル

建築写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 1.8/85

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