ジャカルタ(インドネシア)
ジャカルタの住宅街を歩いていて、猫と遭遇する確率は高い
猫も良い春節を迎えられるように金徳院にお参りしに来ていたのかもしれない
ジャカルタを歩いているとよく猫に遭遇する一方で、犬に遭遇することはほとんどない
インドネシア語でお米はナシという
猫への愛は信仰の一側面である、と預言者ムハマンドは言っているらしい
ファタヒラ広場の馬車も飾り付けがされていて観光地的な空気を漂わせているものの、御者は僕を見ても特に反応しなかった
インドネシアでは場所によって馬車が今でも現役の交通機関として使われているところもあるようだけど、ここジャカルタではもっぱら観光用だ
バンコク(タイ)
似たような顔で、似たような格好をして、毎日の満員電車を我慢している日本人はよく慣らされたアヒルと同じかもしれない
猫はカメラを持った面倒くさそうな人間がやって来たと思っていそうな顔をしていた
クロントゥーイ市場にはさばかれた鶏肉が売られているエリアとは別に生きたままの鶏が売られているエリアもある
頭だけを車道に出して、犬がラーマ4世通りを行き交う自動車たちを眺めていた
タイにもタイルンという国産自動車メーカーが存在している
旅行中に野良犬を見かけると警戒してしまうものの、野良猫を見かけてもなんとも思わない
中目黒(東京)
野生の白鷺にとって、いくら眺めても腹の足しにならない桜は心惹かれないものなのだろう
碑文谷(東京)
参道の真ん中にお座りしていた犬は、まるで参道を邪悪なものから護る狛犬のようだった
ヤンゴン(ミャンマー)
朝食の輪に入れてもらえなかった犬がだらしなく寝ていた
動物も泥濘んだ土の上を歩くのは嫌なようで、人間と同じように飛び石の上を歩くのだった
タニン(ミャンマー)
豚小屋にいた豚
廊下の端で昼寝する犬
頭を飛び出した鶏
扁額の上に止まる鶏
関口(東京)
駐車場は鋭い視線の猫の縄張りだったのかもしれない
線路脇の掘っ立て小屋
上の方を見る猫
玄関先でのんびりしていた三匹の猫
壁際で寝る猫
食事をとる男と二匹の猫
バーンレーム(タイ)
横たわるイノブタ
格子窓の向こうの犬
車掌と犬
メークロン(タイ)
通路の隅で熟睡する猫
女性と一緒に路地でのんびりしていた猫
タイヤの間に見える悲しそうな犬
船着き場の鳩
物陰から見詰める犬
鳥籠の中の鶏
寝そべる黒猫
バイクの上の猫
玄関先で寛ぐ猫の問いただすような表情
猫の親子
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