住宅街に囲まれた中、小さな神社がひっそりと建っていた。この辺りは静かな住宅街で、境内もまた静寂に包まれている。境内に足を踏み入れてみても、そこには誰の姿もなかった。まるで人々に忘れられてしまったかのように閑散としている。
拝殿の前には狛犬が一対、静かに佇んでいた。冬の季節が境内の木々から色を奪い、寂しげな雰囲気を漂わせている。僕もその場にしばし佇んでいたが、参拝客がやって来る気配は全くなかった。他の有名な神社のような喧騒とは無縁のこの場所では、ここに鎮座する神様も、きっとゆったりと穏やかな時間を過ごしているのだろうと思えた。
2017年7月 建築 東京 | |
お堂・ホール 葉 関口 注連縄 神社 |
No
10209
撮影年月
2016年12月
投稿日
2017年07月12日
更新日
2024年11月24日
撮影場所
関口 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA