目白通りを歩いていると小さな本屋に行き当たった。チェーン店でもなく、町の小さな本屋だ。このご時世に書店を営なむのは困難極まりないに違いない。大勢の人が雑誌も書籍もみなインターネット経由で買い物してしまう昨今、町の本屋は廃れていってしまう一方だ。本好きである僕にとっては少し寂しい。だからこそ、このような小さな本屋が町中で頑張っていると嬉しくなるし、応援したくもなってしまう。
本屋の店頭には週刊文春が並べられていた。どれもこれも古い週刊文春だ。値段はどれも50円。いったいどれくらい前に発売された雑誌なのだろう。気になって手に取ろうと近づくと、隙間なく並べられている週刊文春の題字が僕に迫ってくるような気がした。
2017年7月 静物 東京 | |
本屋 漢字 雑誌 目白台 |
No
10208
撮影年月
2016年12月
投稿日
2017年07月11日
更新日
2023年08月15日
撮影場所
目白台 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA