神社の前を通りかかると、猫がいるのが見えた。門の前に行儀よくお座りしている。まるで、この門の門番のようだ。僕が猫に気が付くのと同時に、猫もまた僕の存在に気が付いた。そして、僕が一体何者なのかを確かめるかのように、鋭い視線を投げかけてきたのだった。
万が一、何か不穏な空気を感じ取ったら、すぐさま境内に中に掛け入り、神様たちに不測の事態が生じたことを伝えるに違いない。この猫の責務は重大だ。そう思って、改めて猫の顔を見ると、威厳が備わっているような気がした。
2007年12月 動物 岡山 | |
猫 門 注連縄 神社 津山 |
No
1252
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年12月08日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
津山 / 岡山
ジャンル
動物写真
カメラ
CANON EOS 1V