原宿にある東郷神社がそうだったように、社殿の周囲に玉砂利が敷かれていることも多い。アスファルトで舗装した方が手入れが簡単なのにわざわざ玉砂利を敷くのには何かしら理由があるはずだと思うい検索したところ、たくさんの記事がヒットする。でも、どれもこれもふわっとした理由が書いてるばかりで、はっきりとした理由は書いていない。
曰く、清浄を保つためだとか、敷地に玉砂利を敷くことは川の代わりにこの上を歩く参拝客を清めるためだとか、もっともらしい理由が述べられている。どの理由も耳あたりがよく本当のようにも思えるし、嘘のようにも思えてしまう中ではっきりしたのは、誰も正解を知らないということだけ。様々な理由付けをなされているのは、本当のところを知る人が誰もいないからだ。
数多くある理由の中には玉砂利を敷いた道を歩くときに生じる「ジャリッ、ジャリッ」という音が、道理から外れたよこしまな気持ちを寄せ付けないという説まで書いてある。玉砂利を踏みしめる音が境内の魔除けなのだ。もしそれが本当ならば、写真の代田八幡神社のように社殿の周りが玉砂利でなく土だらけだったらどうなってしまうのだろう。
2022年4月 町角 東京 | |
代田 境内 注連縄 神社 |
No
12224
撮影年月
2022年2月
投稿日
2022年04月03日
更新日
2023年08月15日
撮影場所
代沢 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS LOXIA 2/35