ジャカルタで小さな川沿いを歩いていると橋が現れた。上には交通量の多い道路が通っていて、ひっきりなしに自動車やバイクが走り抜けていた。さっきまでのどかな住宅街の中を歩いていたので、雰囲気がすっかり変わってしまっている。まるで、突然裏口から外に出たかのようだった。
そうは言っても、周囲は繁華街でもなく、オフィス街でもなかった。ただ交通量の多い道が伸びているだけだった。でも、人通りは多いようで、橋の上には何台ものインドのバジャージ・オート社製の青い三輪タクシーが停車している。しかも、それぞれの車内には運転席に運転手が乗り込んでいて、いつでも発車できるような雰囲気だ。橋の上はタクシー乗り場のようになっているのだ。
これだけ多くのタクシーが客待ちをしているのだから、さぞかし多くの客がやってきて、次担ぎへとバジャイというタクシーに乗り込んでいくのかと思いきや、そうでもない。橋の上に出来ていたバジャイの行列はピクリとも動かない。そうこうしているうちに、一台のスクーターが走ってきて、バジャイの横をのんびりと走り抜けていった。
2020年10月 インドネシア 乗り物 | |
バジャイ 青 客待ち 電線 ジャカルタ バイク タクシー |
No
11686
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年10月02日
更新日
2023年08月30日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
自動車写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF