交差点にやってくるとまたバジャイが何台か止まっていた。ジャカルタには至るところにバジャイと呼ばれるタクシーが止まっている。バスなどの都市交通網は発達しているようだけれども、それでも地元の人はバジャイに乗ることも多いようだ。
バジャイの横にはそれぞれ男が立っていた。2人はのんきに歩いている僕の姿を見つめている。それでも、男たちは決して声をかけてはこない。外国人旅行者は客として認識されていないようだ。言葉の通じない客を乗せるのが嫌なのかもしれない。
2人の男ともお椀のような形をした帽子をかぶっていた。イスラム教徒のかぶるタキーヤという帽子だ。インドネシアでかぶられている帽子と言うとソンコを思い浮かべるけれど、タキーヤを被っている人もそこそこ見かける。地元の人がどのように使い分けているかはわからないけど、いずれにしてもインドネシアのような暑い国で帽子をかぶっていると頭が蒸れて仕方がないような気がしてならない。
おそらく地元の人は暑かろうが寒かろうが関係なく帽子をかぶって出かけるのが習慣になっているのだろう。僕も日本でマスクをして出かけるのが習慣になりつつある今日この頃だ。
2020年7月 インドネシア 人びと | |
バジャイ 青 ジャカルタ タキーヤ タクシー タクシードライバー |
No
11608
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年07月18日
更新日
2023年09月01日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF