ワット・アルンに建つ巨大な仏塔を満喫したので、フェリーに乗ってバンコクの王宮側に戻ることにした。ワット・アルン境内のチャオプラヤー川沿いには、観光客向けのフェリー乗り場が設けられている。僕はそこからフェリーに乗って、王宮やワット・ポーのあるプラナコーン地区に戻ったのだった。
フェリーを下りたター・ティヤン桟橋付近には多くのお店や屋台が並んでいる。ここは観光客が王宮やワット・プラケオ、ワット・ポーを観光した後にワット・アルンに赴く時に通る道だから、観光客目当てのお店が幾つも営業しているのだ。お店に用はない僕はお店とお店の間を通り抜け、道へと出る。すると、そこには一台のトゥクトゥクが停まっていた。おそらくこのトゥクトゥクもここで観光客を待ち構えているのだろう。でも、運転手の姿は周囲には見えず、エンジンが切られた車両は静かに停車していた。
見たところ、トゥクトゥクに乗っているのは外国からの観光客ばかりのような気がする。地元の人たちにとっては、このような三輪のタクシーは時代遅れになっているのかも知れない。料金も交渉制だし。でも、その時代に取り残された感じが逆に観光客を惹き付けるのかも知れない。
2019年12月 タイ 乗り物 | |
バンコク 青 タクシー |
No
11339
撮影年月
2019年9月
投稿日
2019年12月26日
更新日
2021年02月02日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
自動車写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA