仕事の合間に昼寝するなんて日本だったら批判の対象になるけれど、アジアの国を旅していると仕事の合間に寝ている人を見かけるのはそれほど珍しいことではない。
中国を旅した時には、朝早くから夜遅くまで道端に出ている屋台が開いているから、働いている人はタフだな、なんて思ったけれど、なんてことはない。昼間に寝て睡眠時間を補っている人が多いのだ。そのような状況はジャカルタでも同じみたいで、町を歩いていると屋台で働く人やタクシーの運転手が寝ているのをしばしは目にする。仕事中は仕事に全力投球するなんて発想がそもそもないのだろう。客が来れば仕事をするし、来なければのんびりしているのだ。
サワブサール駅の近くに停まっていたバジャイの運転手も駅前に愛車を停めて、本人は中で寝ていた。寝ているからといって、客が来るのを阻んでいる訳ではない。背中を窓の外に向けて、運転手が中にいるのを歩行者にアピールしつつ、寝ているのだった。客が来たらすぐさまエンジンをかけて発車していく心構えなのだろう。
2020年8月 インドネシア 乗り物 | |
バック・ショット バジャイ ジャカルタ 昼寝 睡眠 タクシー |
No
11633
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年08月10日
更新日
2024年08月22日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF