ジャカルタ(インドネシア)
人びとが忙しくしている中で、じっとしている男は何もしていないが故にとても目立っていた
オーダーをしてしまうと、料理が出てくるまで修行僧にでもなったような心境になってしまう
暑いジャカルタで、きちんと長袖の服を着たふたりはバイク・タクシーの運転手だった
デジタルデータになった写真は、フィルム時代と同じように何十年後にも残っているのだろうか
指笛に対するイメージは日本人と西洋人で異なっているので、インドネシアでもまた違っているかもしれない
コンビニの無い世界で小腹が減ったら、自分で何かを料理するか、軽食を出す屋台で買わねばならない
ジャカルタでは大通りとそれ以外の道の広さが極端に違うような気がする
この会社が運送会社なのかどうかも分からなかったけれど、働いている男たちが陽気なことははっきりと分かった
自然発火することはないのだろうけれど、ガラス瓶で軽油を売るのは危なっかしい気がしてしまう
色々な国でミシンを使って生業を立てている人は多いけれど、移動することに主眼を置いている仕立て屋は珍しい
ごちゃごちゃした路地は、どこかへ通り抜けられるのか、はたまた誰か家にしか通じていないのかは入り口に立っただけでは分からない
7歳から12歳のインドネシアにおける就学率は男の子も女の子も99%を越えている
ジャカルタ随一の高級ショッピング・モールから10分くらい歩くと、高級感はもうどこにもなかった
ジャカルタでも働く車は男の子の関心を惹きつけてやまないようだ
男の子は路地を行き交う全てのものに背を向けて、ひとり黙々と食べていた
町を歩いていると目にするのは男性向けの床屋ばかりで、女性はどこで髪を切っているのかは謎だった
仕立屋が使っているミシンはかなり年季の入った代物だった
インドネシアのバイク保有世帯比率は85%もあり、世界で三番目に高い
僕の後をつけてきたふたりの女の子にカメラを向けると笑顔が返ってきた
路地に出ていた屋台の周囲には大勢の人が集まっていて賑わっていた
手軽な喫茶店のないような住宅街では、路上が人びとのくつろぐ場所になっている
ジャカルタの路地で若い男が中華鍋を振っていた
ひとたびジャカルタの住宅街に迷い込めば、英語が堪能かどうかなんて関係なくなってしまう
アメリカの囚人服の風采に由来するとされる腰パンは、ジャカルタでも若者の着こなしとしてすっかり定着しているようだ
鮮やかな色に塗られたワゴンはまるでオランダの三色旗のようだった
人生の年齢が深く刻まれた顔でじっと見つめられると、なんだか心の中を見透かされているような気がした
外国人があまりいない観光地でないところを歩いていると、地元の人の注目を浴びることは多い
インドネシアは高温多湿なので、タキーヤもメッシュ状にした方が涼しいに違いない
ジャカルタでも日本や韓国、台湾と同じようにピースサインは写真撮影時の一般的なポーズになっている
ジャカルタでも住宅街を流れる川で地元の子どもたちが遊んでいた
サッカー好きとしては日本代表のユニを着た人を見かけると少し嬉しくなる
社会の維持に必要な肉体労働はAIが発達しても、そうそうなくなることはないだろう
サワブサール駅(ジャカルタ)
ジャカルタでもスマホは一般的だが、すべてのバイクタクシーが配車アプリに対応しているとは限らない
ジャカルタで道が交差するところには、必ずやバイクタクシーの影がある
ジャカルタのサワブサール駅の周辺には商業施設が建ち並んでいる訳でもなく、普通のビルが並んでいるだけだった
カメラ付携帯電話の普及によって写真を撮ることと撮られることの非日常性は薄れてしまった
東京に負けるとも劣らずコンビニがアチラコチラにあるジャカルタだけれど、中には昔ながらのキオスクも残っている
ジャカルタでバジャイの運転手をしている人はチェック柄のシャツを着ていることが多いような気がする
パサール・バル(ジャカルタ)
ジャカルタのショッピング・モールで獅子舞が旧正月を祝っていた
ジャカルタにあるパサール・バルという商店街の端には大きなショッピングモールが建っていて、両脇には屋台が並んでいた
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