カノマン市場では南国らしい果物とともに魚も売られていた。海に面しているチルボンの主要産業は漁業だ。魚売りの店頭には、並べられた盥の中に魚が陳列されている。見たところ、水揚げされたばかりの魚ではない。どの魚も干しただけでなく、塩漬けにされている。塩漬けの魚介類はこの町の名産物なのだ。
多くの客が訪れていた魚屋は賑わっていた。赤い服を着て、グレーのヒジャブで髪を隠していた女性は注文をさばくのに忙しそう。ここではスーパーマーケットなどと違い、売り物の魚はパック詰めなどされていない。女性は注文に応じて盥の中に陳列されている魚を選んで紙で包装してから客に渡すのだ。そして現金決済をする。昔ながらの販売方法だ。
売られている魚をよく見てみると、塩漬けだけだけでなく、他の調味料で漬けてあるものも並んでいた。でも、何で漬けてあるのかは分からなかった。何で漬けたものなのだろう。
2021年1月 インドネシア 人びと | |
盥 チルボン 魚 魚売り 市場 |
No
11790
撮影年月
2020年1月
投稿日
2021年01月18日
更新日
2023年10月02日
撮影場所
チルボン / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF