閑散とした市場で働いていたヒジャブをかぶった女性が笑ってくれた

ヒジャブをかぶった笑顔の女性
ヒジャブをかぶった笑顔の女性
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笑いには二種類ある。おかしくて思わず笑ってしまう、いわばボトムアップ型の笑いと社会的な場面に合わせて笑顔を作るというトップダウン型の笑いだ。そう認知神経科学者である中野信子氏は言う。そして日本人の笑いには後者が多いため、欧米人からしばしば日本人の笑いは薄気味悪いと言われる一因になっているのだそうだ。

平たく言うと、欧米人の文化では決して笑わない状況下でも日本人は笑顔を浮かべるので不気味だと言うことだ。確かに気後れや不満を隠すために際に、笑って誤魔化すことは多い。しかし、これは何も日本人だけの話ではない。アジアの国には多かれ少なかれその傾向があると思うのだ。

あらかた売れてしまったのか、今は買い物客が来る時間ではないのか、どちらなのか分からないけれど、ジャワ島チルボンにある市場の中は空いていた。周囲を見渡してみると、鶏肉が山積みになっていたりするから客が買いに来るのはまだこれからなのだろう。確かにそれぞれのお店の中では働いている人も見えた。写真の若い女性もそうだった。カメラを向けると笑ってくれた。この笑いはボトムアップ型だろうか。トップダウン型だろうか。どちらだったのだろう。

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ENGLISH
2021年2月 インドネシア 人びと
チルボン ヒジャブ 市場 笑顔 若い女性

PHOTO DATA

No

11820

撮影年月

2020年1月

投稿日

2021年02月17日

更新日

2023年08月28日

撮影場所

チルボン / インドネシア

ジャンル

ポートレイト写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

日本国外で撮影した写真

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