ジャカルタの住宅街を伸びる路地を歩いていた。両脇には住宅ばかりが並んでいる。1月とはいえ、赤道付近にあるジャカルタは暑い。暑い町で住宅街を歩くと、あまり地元の人を見かけなくて寂しい思いをすることもあるけれど、ここの住人は少々暑くても家の中でじっとしていないようだ。路地のここかしこに地元の人が見える。家の中にいる方が暑いからかもしれない。
そのような路地でダラダラしていたのは、人間ばかりではなかった。歩いていると、猫にもよく出会う。猫は猫で道端でくつろいでいるのだ。写真の猫も玄関横のタイルの上で気持ちよさそうに寝ていた。
猫は涼しいところを選んでくつろぐという。道端で猫がくつろいでいるところを見ると、家の中や軒下なんかよりも玄関先がこの猫の縄張りの中でもっとも涼しいところなのだろう。確かに猫の横には水瓶代わりのポリタンクが置いてある。冷房の効いた屋内があれば、この場所よりもずっと涼しいのだけれど、ここではないものねだりになってしまうのだろう。
2020年8月 動物 インドネシア | |
猫 入り口 ジャカルタ 睡眠 |
No
11644
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年08月21日
更新日
2023年09月01日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF