路地で警戒感を露わにした猫

誰もいないグロドック地区にいた猫
インドネシアのジャカルタにあるグロドックで撮影 オザワテツ

誰もいない路地の片隅に目を向けると、そこには警戒感を露わにした猫が寝転がっていた

それにしても、ジャカルタの町を歩いているとよく猫に遭遇する。その一方で、犬がのんきに散策しているのを見かけるのはほとんどない。町で遭遇する動物は猫ばかりなのだ。イスラム教の世界では犬は不浄の動物とされているからという理由だけではないような気がする。

歩いていて見つけた路地に入っていくと、お店の何もなく、人の気配もなかった。でも、よく見てみると、そのような細い路地の片隅に一匹の猫が転がっていた。野生の本能なのか、単に僕が注意力散漫なのか、僕が猫に気がつく前に猫は僕に気が付いて、カメラを片手に路地を進んでいくる僕を警戒していた。上半身だけを起こして僕を見つめ、僕が一体何者なのかを判断しようとしているようだ。

カメラを向けても、猫の警戒感は一向に緩むことなない。経験から判断するに、近づいて仲良くしたいと思っているのは僕だけで、猫はそう思っていないのは確実だ。猫に気に入られうにはどうしたらよいのだろう。僕はこれ以上近寄ると猫が逃げてしまうギリギリまで近寄って、静かにシャッターを切ったのだった。

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ジャカルタのグロドックってどこ?

PHOTO DATA

No

11552

撮影年月

2020年1月

投稿日

2020年06月04日

撮影場所

ジャカルタ / インドネシア

ジャンル

動物写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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