カオマンガイでお腹を満たした後は、再びバンコク・チャイナタウンの路地を歩くことにした。足を踏み入れた路地はゴミゴミしていて、脇にガラクタが散乱していた。そのガラクタの中に段ボール箱があって、中に生き物らしきものが入っていた。よく見てるとその生き物は猫だった。二匹の猫が段ボールにすっぽり入ってのんびり昼寝していたのだ。
近づいていくと、二匹のうちの一匹が頭を上げてこちらを見はじめる。僕の様子を窺っている。その一方でもう一匹の猫はくつろいだままだ。二匹には首輪らしきものが見当たらないので野良猫かも知れず、人間に警戒心を抱いているのかもしれない。
海外を旅行中に野良犬を見かけると犬も僕を警戒するけれど、僕も犬を警戒してちょっと緊張する。噛まれやしないかと心配になる。狂犬病が怖いのだ。それとは対照的に猫を見ても、そのように感じることはない。冷静に考えると狂犬病は猫からだって感染する可能性はあるのだけれど、不思議なものだ。これはちょっとした猫の役得なのかもしれない。
2020年1月 動物 タイ | |
バンコク 箱 段ボール 猫 昼寝 |
No
11357
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年01月14日
更新日
2023年09月15日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
動物写真
カメラ
RICOH GR III