台北地下鉄の雙連駅の近くを歩いていた。道に建つ建物の一階部分が凹んで歩道になっている。歩道が建物に食い込んでいるのだ。このような建築様式を騎楼、もしくは亭仔脚というらしい。
このような歩道は台湾以外でも東南アジア諸国でよく見かける。暑い国では日差しを避けるためにこのような形で歩道を設けることが望まれているのだろう。歩道はすっかり日陰になっていて、歩いても日差しに照りつけられずに済む。とても過ごしやすい。歩く人にとって都合の良い場所は商売をするのにも都合が良いようで、日陰になった歩道のあちこちで商売をしている人がいた。
ここでも歩道の端っこに大きなテーブルを出して商売している人がいた。テーブルにはバナナやマンゴー、ドラゴンフルーツなど様々な果物が並べられていて、女性店主はテーブルの横にまるでおまけのように腰を下ろしている。そんな路上の果物店にちょうど買い物客がやって来て、店主と雑談を始めていた。
2019年11月 町角 台湾 | |
バナナ 果物 マンゴー 値札 歩道 露天商 台北 |
No
11299
撮影年月
2019年7月
投稿日
2019年11月28日
更新日
2023年09月29日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III