おかず横丁は、その名の通りお惣菜を売る小さな店が軒を連ねている商店街だ。しかし名前に惹かれてやって来ると、少し拍子抜けするかもしれない。その第一印象はいたって普通の商店街だ。お惣菜を売る店は確かにあるものの、それほど多くはなく、わざわざここまで来なくても手に入るような品が並んでいる。東京の観光公式サイトでも紹介されているが、正直なところ観光に適した場所かと言われると、そうとは思えない。そもそも、おかずを買うために家から遠くまで足を運ぶ人がどれほどいるのだろうか。
そんな商店街を歩いていると、昔ながらの佃煮屋を見つけた。窓際に大きな器が並び、佃煮が陳列されている。このような佃煮屋は今ではあまり見かけない。佃煮といえば、スーパーマーケットでパック詰めされているものが主流だが、こんな風情のある店があるなら、わざわざ来る価値がありそうだ。しかし、問題なのはこのような店が商店街にほとんどないということだ。
2017年8月 食べ物 東京 | |
デリカテッセン 値札 鳥越 窓 |
No
10240
撮影年月
2017年1月
投稿日
2017年08月08日
更新日
2024年11月13日
撮影場所
鳥越 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA