人混みの中を掻き分けて歩いていると、乾物屋の前へと出た。赤いシャツを着た若い女性が働いている。他の人たちと同じように頬にタナカを塗っていた女性の前には幾つもの袋が置かれていた。どの袋も小さな物体で満杯になっている。干しエビだ。ここは干しエビの専門店のようだ。種類によって分けて袋詰されているのだろう。それぞれに袋に立てられている値札に書かれている金額には幅があった。何グラム単位なのかはわからないけれど、1000チャット(約70円)のもあれば、3000チャット(約210円)のもあるようだ。いずれにしても、大した値段ではない。ここでは干しエビは日常的に使われる食材だ。
タイ料理と同じように、ミャンマー料理でも干しエビは極々当たり前に用いられている。タイは隣国だから料理が似ているのも納得だ。どちらの国でも魚醤が一般的に使われている。でも、ミャンマー料理の方が全体的に脂っこいような気がする。こちらは別の隣国の料理の影響なのかもしれない。
2019年1月 ミャンマー 人びと | |
食料品店 値札 赤 シャツ エビ タナカ ヤンゴン 若い女性 |
No
10875
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年01月27日
更新日
2024年01月23日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA