クロントゥーイ市場の魚屋ではテーブルの横に男が立っていた。真っ黒な防水エプロンをしている。日本でも魚屋さんでよく見かけるものだ。テーブルの上には丸いまな板が置かれていて魚が上に載っている。エプロンと違って、まな板はあまり日本では見かけない形だ。丸太をそのまま使用したような形をしていて、台湾でよく見たのと似ている。ひょっとしたら、タイでもこの形は一般的なのかもしれない。
テーブルの横に立っていた男はウロコ取り器を手にしてて、黙々とウロコを取っている最中だった。魚から剥がれたウロコが男の周囲に散らかっている。淡々と仕事を続ける男は周囲の喧騒から距離を置いているように見えた。
ここクロントゥーイ市場では様々な食材が売られているのを見ることができるだけでなく、陳列されている食材だけでなく、売るための下準備をしている人びとの姿も見られる。そして、働いている人を見るのは活気が感じられて楽しい。
ここに買いに来るのは地元の人がメインだから、歩き回っていてしつこい客引きに遭遇しないのも、楽しいポイントのひとつだ。
2020年2月 人びと タイ | |
エプロン バンコク 魚売り クロントゥーイ市場 市場 |
No
11409
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年02月19日
更新日
2020年09月14日
撮影場所
クロントゥーイ市場 / タイ
ジャンル
スナップ写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA