写真の男が働いているお店では鴨肉が売られていた。鴨肉と言っても家鴨のようだ。男の目の前には丸い木製の俎板が置かれていて、その上には家鴨の頭が置いてある。頭はどれも飴色だった。もう燻製なり何なり調理された後のようだ。家鴨の肉は食べたことがあるけれど、料理を頼んで家鴨の頭が出てきたことはない。でも、お店で売られているということは頭も食すものなのだろう。
男は大きな毛抜きを手にして、家鴨のくちばしを掴んでいた。一本一本家鴨の毛を処理しているようだ。調理しただけではまだまだ毛は残っているのだろう。男は丁寧に処理している。それにしても、気の遠くなるような仕事だと思う。
2017年4月 人びと 台湾 | |
アヒル 市場 老人 台南 |
No
10099
撮影年月
2016年9月
投稿日
2017年04月07日
更新日
2023年09月09日
撮影場所
台南 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA