クロントゥーイ市場にある肉屋がうつ伏せになって寝ていた
このクロントゥーイ市場には生鮮食品を求めて大勢の人がやって来る。市場は賑わっていて、働いている人びとは忙しそうだ。でも、その忙しさはお店の種類によってかなり異なるような気がする。例えば、八百屋ならば搬入された野菜を店頭に並べたら、後は来る客の相手をすればいいだけかもしれないけれど、肉屋ではそうはいかないだろう。客に販売する前に捌かなければならないのだ。つまり客が来れば来るほど、肉屋が捌く肉の量は増える訳だ。
そのような肉屋の仕事は肉体労働に近い。朝からずっと肉を捌き続けた肉屋は午後になったら、もう疲れてしまっていても不思議ではない。市場を歩き回っている最中に通りかかった肉屋では男が店頭のテーブルのうつ伏せになって寝ていた。もう沢山の肉を捌いて疲れ切ってしまったようだ。ちょっと客足が落ち着いた隙きに寝に入ったのだろう。思いの外しっかりと寝ているようで、周囲が騒々しくとも、蝿がたかっても、男は起きる様子は無かった。
| 2018年4月 人びと タイ | |
| バンコク 肉屋 俎板 扇風機・扇子 クロントゥーイ市場 昼寝 |
似たような写真
PHOTO DATA
No
10530
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年04月22日
更新日
2024年02月19日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA
