露天市のすぐ脇にある建物の中に作られてた市場は広かった。中は碁盤の目に区切られていて、それぞれが小さなお店になっている。そして、お店とお店の間にある通路を人びとが蠢いていた。探索するには格好の場所になっている。肉屋をはじめ、魚屋やスパイスを売るお店、縄を売っているお店など様々な種類のお店が並んでいる。露天市とは違って、ここで商売をしているのは生鮮食品を販売するお店だけではないようだ。
この時、目の前に現れたのは魚屋だった。小さなお店の中に鮮やかな色のTシャツを着た女性があぐらをかいてどしんと腰を下ろしている。貫禄のある女主人といった感じだ。女性の前には木製の丸い俎板が幾つか置いてある。そのひとつの上で女性はちょうど魚を鱗を取っているところだった。お店はとても小さいので、商売道具は機能的に置かれているようだ。壁には固定電話も見える。どれも女主人があぐらをかいたまま手に取れるように配置されているように見えた。
2019年2月 ミャンマー 人びと | |
俎板 魚売り 市場 ヤンゴン |
No
10882
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年02月02日
更新日
2024年01月22日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA