ヤンゴン中央駅近くの路地にはのどかな空気が漂っていた。住人たちは路地でのんびりとしていた。歩いていると僕は路地で時間を過ごしている様々な人たちと行き合う。皿洗いをしている人にも行き合うし、洗濯をしている人にも行き合うし、単にお喋りに興じている人も行き合うのだ。男たちの姿はほとんどおらず、昼間にこの辺りにいるのは女性と子どもたちばかりのようだ。男たちはこの時間、ここではないどこかで家族のために働いているのだろう。
写真のお母さんと幼い男の子も路地に立っていた。男の子はすっぽんぽんになっていて、体は泡だらけになっている。そして、お母さんが男の子の体に水を掛けている。男の子はお母さんに体を洗ってもらっている最中だった。ひとりで体を洗うにはまだ幼いのだろう。のどかに見える路地でも、お母さんたちは忙しのだ。やらなければならない家事が沢山あるのだ。子どもの体を洗うのも、お母さんの大事な日課のひとつに違いない。
2019年7月 ミャンマー 人びと | |
入浴 泡 親子 上半身裸 ヤンゴン |
No
11090
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年07月10日
更新日
2020年06月03日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA