街も生き物なのだから、時間が経てばその様相を変化させていく。変化していく過程の中であちこちで建設工事が行われていると、街が新しい時代に突入する息吹と同時に景気の好調さを感じる。しかしながら面白いことに渋谷駅付近の再開発を眺めてもあまりそう思えない。インドや中国を訪れたときに街中が工事中でこれから中国とインドの時代が来ると感じたのとは対照的に、渋谷の建設現場を眺めても、胸が踊ることはない。また地下通路が複雑になってしまうくらいにしか思えないのだ。物心ついてからの人生の大半が不景気だったからだろうか。
気が付くと、今まであまり冴えたイメージのなかった渋谷の桜ヶ丘側にも、かなり大きな複合施設が出来上がっていた。小さなお店が多く、ごちゃごちゃした印象だったエリアがキレイに整備された上で高層ビルがそびえている。渋谷サクラステージだ。ここには商業施設もあれば、医療施設も、サービスアパートメント、住居エリアもあるのだという。でも僕が興味を惹かれる施設は少ない。あえて挙げるならば本屋くらいだろうか。渋谷には大きな書店がないので、どれくらいの大きさの書店なのか気になるところだ。
2024年8月 町角 東京 | |
エスカレータ 柱 渋谷 階段 |
No
12631
撮影年月
2024年2月
投稿日
2024年08月16日
更新日
2024年10月05日
撮影場所
渋谷 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
IPHONE 14 PRO