ハヤム・ウルク通りを南に向かって歩いていた。歩道にバイクが1台停まっていて、脇に男が立っていた。着ていたパーカーの右の胸には赤と白のインドネシア国旗がプリントされていて、左側にはGojekのロゴが見える。Gojekのドライバーをしているのだろう。
男は愛車の横に立って、ちょうど給油をしていた。写真の左下に見える赤い箱が給油機だ。もっとも、これに自体には大層な仕組みはない。箱の上に取り付けられている透明な筒の中に入っている液体が軽油で、ホースを通じてバイクの給油タンクの中に注ぎ込むだけだ。見た目も仕組みも人間のする点滴と同じな気がする。カメラを向けると、男は視線を逸しながら、戯けた顔でピースサインをしてくれた。
ジャカルタの町で大きな通りを歩いていると、交通量の多い通り沿いには配車アプリのオーダーが入るのを待っている人たちが思いの外多いことに気が付く。GrabやGojekなどのサービス名のロゴが入った上着を羽織っている人が多いのだ。そのような人たちは道端でのんびりと待っているだけのことが多いから、専業でやっている人が多いように見える。それだけ、配車サービスがジャカルタという町にしっかりと根付いているのだ。
2020年7月 インドネシア 人びと | |
帽子 ガソリンスタンド 緑 ジャカルタ 男性 ピースサイン ガソリン |
No
11594
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年07月07日
更新日
2023年09月02日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF